S house

S house

南西、南東方向に隣家が迫り、北西側もいつ建物が建つかわからない、空地が担保されるのは北面の道路側だけという敷地でした。
南西側は３F建ての建物が迫っていました。
良好な生活空間を得るためにLDKを２Fに配置し、南東側の隣家の上から光をつかみとるように片流れ屋根の吹き抜けを設定しました。
更にカースペース上部にテラスを設置し道路からの視線をコントロールしつつ、LDKに光、風、広がりをもたらしています。
このテラスは建ペイ率に含まれないようにグレーチングで作られており、これが下部にも通風と光を落としています。
LDKは階段を中心として回遊できるようになっており、視線が通るため実面積以上に広く感じられます。